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革新的な「次世代起業家育成プロジェクト」が始動(京都府立向陽高等学校)

2024.9.1

洛西紙工株式会社(所在地:京都市西京区)は、
京都府立向陽高等学校の探究学習プログラム『起業家になろう』の授業内で、高校生のアイデアを実際に商品化し社会実装するプロジェクトを開始しました。(2024年度年間授業実施)

約30名の高校2年生が参加する本プログラムでは、全員が自らのビジネスアイデアを提出し、その中から一つのアイデアを必ず採用して実際に商品化します。利益は発案者、学校、企業で均等に分配され、さらに落選したアイデアもビジネスプランコンテストに提出され、全員が学びと成長の機会を得ることができる革新的な教育プログラムです。

1. 取組の背景
 当社では、「次世代人材の育成と貢献」を企業の社会的責任と捉え、地域に根差したダンボール会社ならではのユニークな取組を行っています。今回は京都府立向陽高等学校と連携し、地域企業や経営者の考え方を学ぶだけではなく、高校生にリアルなビジネスの世界を体験させることで、未来の起業家を育て、地域社会に還流していくという狙いがあります。
2. プロジェクト内容
① 地域の企業を知り、経営者の考え方に触れる
② 高校生一人ひとりが独自のビジネスアイデアを考える
③ そのアイデアを当社が必ず一つ採用し、実際に商品化する(落選したアイデアも全てビジネスプランコンテストへ応募)
④ 完成した新商品を販売し、利益を発案者・学校・企業で三分割する契約を目指す
⑤ ビジネスの面白さや事業に必要なスキルを学び、未来の起業家を産学連携で共育する
3. 革新的なポイント
【リアルなビジネス体験】生徒が自ら考案したアイデアを実際に商品化し、市場に流通させるまでの一連の製品化プロセスを体験することで、通常のカリキュラムでは得られないリアルなビジネス体験を授業内で実施します。
【全員参加型のアイデア発表と評価】全ての生徒がアイデアを提出し、その中から必ず一つのアイデアを採用して商品化するため、どんな内容でも全員が平等に評価されるチャンスがあります。商品開発における柔軟性やスピード感を備えた当社と教育機関との密接な連携により実現しています。
【利益の分配と契約学習】商品化された製品の販売利益を、発案者・学校・企業の三者で分配する契約を結ぶことで、発案した生徒は、実際に販売収益が還元されるという画期的な学びと経験を積むことができます。
【落選アイデアの活用】選ばれなかったアイデアも学生向けのビジネスプランコンテストに提出し、全ての生徒が学びと成長の機会を得ることができます。
【起業家精神の育成】生徒たちは、実際のビジネスフローを体験することで、「起業って意外と自分にもできるかも?」という自信やワクワク感を得ることができます。将来にわたり、答えのない課題に対する挑戦の姿勢や取り組み方を学んで欲しいと考えています。