10月26日に京都市西京区 洛西ニュータウン にて開催された、「せせらぎシアター」 にて使用される、座布団の投票型回収BOXを作成しました。

「せせらぎシアター」 とは、ライブパフォーマンスや親子で楽しめるワークショップ、マルシェやキッチンカーなど様々な催しが行われる洛西“SAIKO”プロジェクトの公民連携イベントです。（せせらぎシアター）

「せせらぎシアター」の名前の通り、河川敷にスクリーンが設置され、夜になると野外での大規模な映画鑑賞が出来てしまう、楽しい楽しいイベントです！!

そんな野外シアターにてお客様が座るように座布団が約400枚用意されているのですが、上映が終わった後に座布団を回収する際に、みんなが楽しめて効率的に回収が出来てしまう、そんなBOXが欲しい！とのご相談を頂きました。今回はイベントに向けて西京区役所の方と打ち合わせを重ねながら、作成させて頂きました^^

思わず投票したくなるような仕掛けをプロダクトに落とし込み、
　①400枚の座布団回収の労力を削減する（行政の皆さまの労働時間削減）
　②アンケート機能で利用者の満足度や意見を可視化し、データ収集する
という仕掛けが詰まった製品となりました。

この回収BOXの設計には、行動経済学の知見を活用しています。無意識のうちに良い選択を促す仕掛け——これを 「ナッジ理論」 と呼びます。人々が自然と行動したくなる仕掛けで、効率化と情報収集を両立させるプロダクトを実現しました。

参加いただいた皆様にも楽しんで使用いただき、何より運営の皆様によろこんで頂けて良かったです^^

今後もイベント運営や公共サービスの効率化に役立つものづくりを推進していきたいと思います。