洛西紙工株式会社×京都府立向陽高等学校の協働プロジェクトが京都新聞で紹介されました。

このたび、洛西紙工株式会社は、高校生の自由な発想と当社の強化ダンボール技術を掛け合わせた新商品「エコダンテーブル」の開発・商品化に成功し、その取り組みが新聞にて取り上げられました。
「さまざまな用途で使える」京都の向陽高校生が考案した商品が話題　どんなアイデア？｜京都新聞デジタル　京都・滋賀のニュースサイト

記事では、アイデア企画を行った向陽高校の下田捺未さんと、試作と改良を重ねて誕生した「エコダンテーブル」の背景が紹介されています。
さらに本プロジェクトでは、販売によって得られた利益を、企業・高校・発案者の学生で３等分するという、公立高校として画期的なスキームを採用しています。
これは、ものづくりの現場で得た成果を正当に分配するという実践的な起業教育の一環であり、「つくる」だけでなく「社会に届け、還元する」までを一つの学びのサイクルと捉えています。

なお、契約にあたっては発案者の保護者立会いのもと、正式な契約書を締結しており、若年層の取り組みに対する法的・倫理的な配慮も学びの一つと捉えています。
ベッドの上でも使える傾斜付きの軽量テーブルとして、介護・療養・在宅ワークなど多様な場面での活用が期待されています。

このプロジェクトは、単なる商品開発にとどまらず、
「教育×ものづくり」を横断的に行うことで、ダンボールを通じて新たな価値を創造する、
当社の挑戦そのものです。

環境配慮型の素材である強化ダンボールを使用し、すべての工程を国内で完結。
持続可能なものづくりを通じて、次世代との共創を推進してまいります。

現在、「エコダンテーブル」はAmazonにて一般販売中です。
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