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【防災×教育×ダンボール】工学院高校ならではの「ものづくり」を活かした探究授業を実施

2026.2.3

京都市立京都工学院高等学校にて、探究授業の一環として「防災×ダンボール」をテーマに、講演とワークショップを実施しました。

防災という社会課題に目を向け、自ら問いを立て、手を動かしてアウトプットする。
工学院高校ならではの試作力・発想力が随所に表れた、非常に濃い学びの時間となりました。

講演:ダンボールの可能性と「循環する資源」としての価値

前半は、ダンボール業界の特徴や、ダンボールが「循環資源」として社会を支えていること、そして環境負荷低減に貢献できる素材であることをお話ししました。
防災の現場では「必要なものを、必要な場所へ、必要なタイミングで」届けることが重要になります。軽くて扱いやすく、加工しやすいダンボールは、避難所の環境改善にも大きな可能性があります。

ワークショップ:防災課題を見つけ、試作で解決策を形にする

後半はワークショップとして、避難所で起こりやすい困りごと(プライバシー、生活導線、安心感、衛生、収納・運用負担など)に対し、ダンボールで解決するアイデアを検討。
「こうしたら現場で使える」「組立をもっと簡単に」「運べる形にする」など、実装視点を意識しながら、試作を通してアイデアを具体化しました。

ワークショップでは、たとえば以下のような試作・発想が生まれました。

  • 折り畳みを前提にしたダンボールベッドの構造検討
  • 視線を遮る更衣室(簡易個室)の間仕切りアイデア
  • 回転構造を活かしたユニークな機構モデル など

防災教育 × 環境教育を両立する学びへ

今回の取り組みは、防災を「もしも」の話で終わらせず、社会課題として捉え、問いを立て、形にして提案する経験につながりました。
同時に、ダンボールという循環する資源に触れることで、環境教育としての学びも自然に組み込まれています。

洛西紙工では、ダンボールを通じて、教育現場の学びと社会課題解決がつながる機会をこれからも増やしていきます。