workshop環境教育ワークショップ
『ダンボール端材を活用して
子どもたちの未来をはぐくむ』
SDGsへの取り組み
「SDKids(えすでぃーきっず)京都版」とは
ダンボール工場の製造工程で発生する端材をランダムに詰め込んだ『知育工作キット』です。子どもたちにワークショップを通じて楽しみながら想像力を育み、資源循環の重要性を体感し、学んで遊ぶツールです。
ダンボール×子どもたちの創造力=無限の可能性
【創造力を伸ばす】
箱を開けるまでどんな色や形の端材が入っているか分からないワクワク感。
決められた材料で決められたものを組み立てるのではなく、答えがないものを作る過程を楽しみながら子どもたちの創造力を養うことができます。
【循環資源への理解】
暮らしの中で身近なダンボールが新たなダンボールとして生まれ変わるリサイクルシステムの一環を体験することができます。工作中にSDKidsから出た端材をゴミ箱ではなく、資源ゴミとして出すことで、小さなところからリサイクル活動に参画でき、循環型社会への気づきを生むことができます。
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SDKidsに入っているダンボールと 紙端材を使い、カラフルに仕上がっています。
“タイトル:新幹線飛行機” -
ワークショップでは、お子さまが箱を開けて中身を確認し、大人だけでは 考えつかないような想像力を使って、すごい集中力で楽しそうにエ作 している姿がとても印象的でした!
SDKids 京都版は(株)高木包装様と取り組んでいる共創チャレンジです。
生まれた背景
私たちの工場では、毎日のようにダンボール端材が大量に生まれます。これまでリサイクルに回していたダンボール端材を、リサイクルに回る前段階で新たな価値付けを行い、知育キットとして再生させたのが「SDKids」です。
SDKids京都版の特徴
【京都企業・学生連携による『京都らしさ』】
洛西紙工で製造時に出る様々な形状のダンボールが詰まっているだけでなく、京都の老舗紙器メーカーである(有)マルシゲ紙器の世界中から取り寄せた希少な紙端材や、同じく京都の印刷会社である(有)修美社の紙出(しで)なども提供頂き、ランダムに格納しています。また、パッケージは京都芸術大学の学生2名によるデザイン協力により完成した、京都企業・学生による『共感型プロジェクト』です。
決められた材料で決められたものを組み立てるのではなく、答えがないものを作る過程を楽しみながら子どもたちの創造性が育まれ、かつ資源循環の重要性を学んでもらえたら、廃材や端材が宝物になるかもしれません。